クリスタルの25年ぶりの新造船 ─ 2028年、最高峰の新章が始まる
- スタッフ
- 10月15日
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ラグジュアリークルーズの象徴「Crystal」が、ついに新造船プロジェクトの詳細を発表しました。クリスタル・シンフォニーやクリスタル・セレニティの刷新を経て、ブランド再構築を進めてきたクリスタルが、次なるステージへと踏み出します。

■ 新造船の主要スケジュール
クリスタルは、イタリアの名門造船所Fincantieriとの協業により、2028年5月に新造船を引き渡す計画を発表しました。以下がその主要マイルストーンです:
2026年5月:スチールカッティング(鋼材切断)
2026年12月:キール敷設(船の骨格となる部分の設置)
2028年5月:引き渡し予定
この船は、クリスタル・ブランドとしては実に25年ぶりの新造船であり、Abercrombie & Kent Travel Group傘下で初めて建造される船でもあります。
■ 乗客体験の新基準を目指して
CEOのCristina Levis氏は、「この新造船は、単なる船ではなく、海上で最も卓越したラグジュアリー体験を提供する場となる」と語っています。Fincantieriとの協力により、技術・デザイン・サービスのすべてにおいて最高水準を目指すとのこと。
船名は年末までに発表される予定で、スイートカテゴリーや船内施設の詳細も同時期に公開される見込みです。販売開始は2026年春を予定しており、すでにウェイトリストの受付が始まる可能性もあります。
■ クリスタルの未来と日本市場への期待
クリスタルは、2022年の再始動以来、ブランドの再構築に注力してきました。日本市場でも、クリスタル・シンフォニーやクリスタル・セレニティの人気は根強く、今回の新造船発表は、ラグジュアリークルーズの未来を占ううえでも非常に重要なニュースです。
日本のクルーズ人口が2030年に100万人を目指す中、Crystalの新造船が日本発着やアジア寄港を視野に入れる可能性もあり、今後の展開に注目が集まります。
クリスタルの新造船は、単なる新しい船ではなく、ラグジュアリークルーズの新たな基準を打ち立てる挑戦です。続報が入り次第、またブログでご紹介いたします。
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