碧の楽園を巡る──スリランカとザンジバル、癒しと発見のクルーズ
- スタッフ

- 7月7日
- 読了時間: 4分
クリスタルクルーズの旅先で出会う、心に残る寄港地体験
アフリカとインド洋を巡るクリスタルクルーズの旅では、ただ寄港地を訪れるだけではありません。その土地の文化、自然、そして人々の営みに深く触れる──そんな特別な一日を、有料ショアエクスカーションとしてご用意しています。
クリスタルが誇る寄港地体験は、どれも丁寧に設計され、現地とのつながりを大切にしたものばかり。
スリランカやザンジバルをはじめ、エジプト、インド、アラビア半島など、古代文明の香り漂う地を巡るこの旅は、まさに“碧の楽園”を訪ねる航海です。
スリランカ──祈りと茶の香りに包まれて

スリランカ西部、ケラニ川のほとりに佇むケラニヤ・ラジャ・マハー・ヴィハーラヤ寺院。仏陀が最後に訪れたとされるこの聖地を、仏教僧の案内で静かに巡る時間は、観光というよりもむしろ、訪ねて心を整える時間です。寺院では、沢山の蓮の花が、そこかしこに供えられ、灯されるランプには祈りと共にココナッツオイルが、そして聖なる菩提樹の根元には清めの水が注がれる──そんな所作を見ていると、自然と心が静まり、祈りの空気に包まれていきます。形式的な儀式ではなく、スリランカの人々が困った時に祈りに来る、その時間にそっと寄り添うような体験が用意されています。
寺院内には、スリランカの巨匠ソリアス・メンディスによる壁画が広がり、仏陀の生涯や仏教文明の歴史が色彩豊かに描かれています。このエクスカーションは、信仰と芸術が息づく空間で、スリランカの精神文化に深く触れることができる、静謐で豊かなひとときです。
その後は、緑深い丘陵に広がるイニギリヤ茶園へ。セイロンティーの名で知られるこの地の紅茶は、標高や気候の影響を受け、繊細な香りと味わいを育みます。茶摘みから製茶までの工程を見学し、茶畑を望むテラスでいただく一杯の紅茶は、まさに自然と文化の結晶。スリランカの「静」と「香」を五感で味わう、贅沢なひとときです。
ザンジバル──海と時間が溶け合う場所
ザンジバルでは、伝統的な木造船「ダウ」に乗って、インド洋の碧い海へと冒険してみましょう。この船は、アラビア海沿岸で古くから使われてきた帆船で、かつては香辛料や象牙を運んだ交易船として活躍していました。今もなお、海と人をつなぐ存在として、旅人を静かに迎えてくれます。

船が向かうのは、潮の満ち引きによって姿を現す神秘の白砂洲、パンゲ砂州。周囲にはサンゴ礁が広がり、色とりどりの魚たちが泳ぐ海中は、まるで天然の水族館。シュノーケリングを楽しんだ後は、木陰で新鮮なシーフードビュッフェを。そして、食後には香り高いコーヒーと、地元のアマルーラリキュールが振る舞われます。
このリキュールは、南アフリカ原産のマルーラの果実から作られ、バニラやキャラメルのような芳醇な香りが特徴。現地では「象のフルーツ」とも呼ばれ、もてなしの象徴として親しまれています。ザンジバルの文化に根ざしたこの一杯は、旅の余韻を深める静かな儀式として、ショアエクスカーションの締めくくりにふさわしいものです。
クリスタルが誇る寄港地体験──A&Kとの連携による品質
クリスタルクルーズは、世界的なラグジュアリートラベルブランド「Abercrombie & Kent(A&K)」との連携により、寄港地での体験をさらに高品質に。現地の文化や歴史を深く理解した専門チームが企画するエクスカーションは、どれも「その土地でしか味わえない一日」を約束してくれます。エジプトのルクソール神殿やカルナック神殿、インドのムンバイ、アラビア半島のペトラやドバイなど、壮大な文明の足跡を辿る旅も用意されています。
さらに深く、さらに遠くへ──グランド・ジャーニーのご案内
もっと旅を続けたい方には、前後のクルーズを組み合わせたグランド・ジャーニーもご用意しております。壮大なスケールで、心を豊かにする旅が、あなたを新たな世界へと誘います。
このブログを読んでくださった皆さまが、次の旅先に思いを馳せるきっかけとなれば幸いです。ご質問やご相談があれば、どうぞお気軽にお知らせください。旅のご案内を、心を込めてお手伝いさせていただきます。
短い旅でも、心に残るものは、きっと長く続きます。
クリスタルのアフリカ&インド洋クルーズで、静かな贅沢を体験してみませんか。
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